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寒さに強いエアープランツ/ウスネオイデス 茶色く枯れない育て方

ウスネオイデス

エアープランツとは

一般的に寒さには弱いものが多いエアープランツ(チランジア)
※ここではエアープランツという名前で統一します

根っこがほとんど見当たらず、空気中の水分で生きていけるなどのキャッチコピーで100円ショップなどでも販売されています。

簡単に手に入るので、とても丈夫だと思われていますが、日本での栽培は実は少々コツのいる植物です。

エアープランツの好きな環境

自生地では雑草のように丈夫なエアープランツ。

では自生地はどんな環境かといいますと 夜から明け方にかけて濃い霧が出て(または定期的に雨が降り)エアープランツの葉を濡らします。そして風に吹かれて乾いていきます。

つまり夜には葉っぱから充分な量の水分を補給出来て、さらに蒸れない爽やかな風が常に吹いている そんなところで育ちました。

エアープランツ現地での様子
自生地では電線の上で立派に育っていたりするんだよ

日本で上手に育てるコツ

日本で育てるうえで重要なのは 寒さ対策・水やり・そして風通し です。

この3点を抑えればだいたいはうまくいくのですが
日本はエアープランツにとってはとても乾燥した環境なので、とくに水やりは思った以上に必要です


あくまでも少しの間、水のない環境に耐えられる のであって
できれば毎日の水やりが望ましいくらいです。

そして多くの種類は、寒さが苦手です。

さらに蒸れが大の苦手なので、水やり直後は逆さまにして葉の隙間に残った水をよく切り
日陰でそよ風にあてて十分に乾かすことが大切です。

最初は見た目の丈夫そうな雰囲気から、なんとなく手間がかからない植物かと誤解してしまい、実際わたしも数多くのチランジアを過去には枯らしてきました。

エアープランツの中でも丈夫なウスネオイデス

ウスネオイデス

さて、そんな見た目よりも、繊細で手のかかるエアープランツたちですが

なかには巷に出回る情報以上に丈夫でビックリするものもあります。

それが今回の表題でもある ウスネオイデス(スパニッシュモスとも言われます)
※ここではウスネオイデスで統一します

ホームセンターや園芸店でも見かけることが多いこの モジャモジャさん。
実は、 ひそかに寒さに強いことでも知られています。

寒さに強いと言っても東京の屋外で冬越しが出来るレベルなので、かなり冷え込む地域では屋外冬越しは難しいかもしれません。 
それでも、室内に置いていても寒さで枯れる事もある他の多くのエアープランツに比べれば、かなりの耐寒性があるといえるでしょう。

これは都内のわが家の場合ですが、真冬も風に吹かれっぱなし
雪の日やとても寒い日をのぞいては そのままバケツにドボンで30分の給水 ↓

ウスネオイデス水やり

日陰に干して乾かして終了  これで毎年枯れる事もなく元気に育っております。

色合いや、その柔らかな見た目が庭の癒し度を上げてくれる欠かせないメンバーなのですが
従来のよくある方法では ひとつ悩みがありました。

それがこの、よく見る束ね方の このあたり↓

ウスネオイデス
うぅ 麗しきウス姉さんのあたまのてっぺん枯れかけてる、、、

この束ねた部分が厚みで蒸れたり、光がとどかなかったり、重みで負荷がかかって茶色く枯れてくるんですよね。 

モカさん

なんだか見た目が幸せそうじゃない 、、、。


んー どうしようか、、  もれなくウスネオイデスに風や光が通って
そして見た目も麗しい仕様にどう変更しようか 、、、

考えてあみ出したのが、この シャンデリア仕立てです ‼️
(名前も麗しい 笑)

ウスネオイデス
ウスネオイデス

100円ショップの揚げ物用油切り金網に、同じくバッグを手作りする時の持ち手部分として販売されているバブリーチェーン(勝手に命名)を装着し 上にウスネオイデスを平たくのせて 端の方をたらせば  うん シャンデリア!

ダイソーで良い物を見つけました ↓

ウスネオイデスハンギング

こちらは元々チェーン付き フックがついているので、ウスネオイデスをヒョイヒョイとひっかけられて便利です!

ウスネオイデスハンギング
ツン珍

見た目にも、光と水がまんべんなく行き渡り   あぁ なんて幸せそう♡



事実、このシャンデリア仕立てにしてから、ウスネオイデスの一部分が茶色く枯れることがなくなりました ♫

もしよろしければ是非シャンデリア仕立て オススメいたします ♫

ウスネオイデス育て方